(図解)簡単に理解できる「ふるさと納税」の手続 ~ワンストップ特例~
【難易度★☆☆☆☆】

ふるさと納税

「ふるさと納税」の手続とは?

相談者

前回の記事でふるさと納税がとってもお得な制度であることがわかりました。

手続についても教えてください!

あわせて読みたい

「ふるさと納税」の仕組みについては、以下の記事をあわせてご参照ください。

会計士

それでは、ふるさと納税の手続について解説をしていきますね。本記事では、少しややこしい税金周りの手続きを解説をしていきます(とはいってもとっても簡単です)。実際に寄付する際は、「ふるさとチョイス」が便利ですので、リンクを載せておきます(会員登録が必要です)。

ふるさとチョイス HP
https://www.furusato-tax.jp/?header

あわせて読みたい

「会員登録~実際に寄付するまで」の操作イメージは、以下の記事を読んでみることをおススメします。

ふるさと納税の手続は2パターン
  1. ワンストップ特例制度を利用する
  2. 確定申告をする
相談者

え、いきなりややこしい言葉が出てきましたね、、確定申告ってめんどくさそうです。

会計士

確定申告をするのは面倒なので、確定申告に慣れていない方には①ワンストップ特例制度をおススメします。

ワンストップ特例制度

①ワンストップ特例制度

言葉がわかりづらいですが、要は「確定申告しなくても良いよ」という制度のことです。ワンストップ特例制度の場合であっても確定申告をした場合と効果は変わらないため、単純に手続が楽になるとご理解いただければOKです

ただし、寄付先が年間5自治体までとなるため、5自治体以上の寄付先を選択したい場合には、②確定申告が必要です。

いずれを選択するかによって、所得税から控除できるのか、住民税のみから控除できるのかは変わってきますが、税金として控除される金額はどちらも同じですので、細かいことは無視してもOKです。詳細は以下のページで解説をしています。税金に関する知識が多少必要ですが、興味のある方はこちらも読んでみてください。

相談者

確定申告をしたくない場合には、年間5自治体までに抑えれば、手続が楽になるということですね。

会計士

そのとおりです。①の場合には、寄付先の自治体から送られてくる書類に記入し、自治体に返送するだけで手続が完了です。あとは自治体側で手続を行ってくれます。自らフォーマットをダウンロードして送付してもOKです。

相談者

たしかに簡単そうですね。
早速ステーキをゲットするためにやってみようと思います!

確定申告

②確定申告をする場合

確定申告自体は面倒かつ少し複雑ですが、確定申告に慣れている方にとっては、ふるさと納税に関する手続は簡単です。所得控除(医療費控除等と同じ並び)の項目に「寄付金控除」という項目があるので、寄付先・金額等を入力することで税金のキャッシュバック(減額効果)を得ることができます。

ふるさと納税の手続
相談者

こちらは聞かなかったことにします。もっと勉強してから出直します。

会計士

ふるさと納税をやるだけであれば、「確定申告」については、知らなくてもOKです。知りたい方のために「確定申告」については、以下の記事で解説をしているのであわせて読んでみてください。

「確定申告」を利用することによって節税をすることも可能です

相談者

節税ができるんですか!それでは「確定申告」についても勉強してみます。

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本記事のまとめ
  • ①ワントップ特例制度、②確定申告の2つから手続を選ぶことができる
  • 確定申告に慣れていない方は、①ワンストップ特例がおススメ
  • 各自治体から送られてくる書類に記入をして返送すれば手続きはOK
    ただし、①が利用できるのは、寄付先が年間で5つの自治体までの場合